X JAPANのYOSHIKIが10日、頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を今月16日にロサンゼルスで行うと発表した。

 半年前から頸椎椎間板ヘルニアが悪化し、手や腕にまひや強いしびれを覚え、演奏にも支障があった。精密検査の結果、頸椎椎間孔狭窄(きょうさく)症と診断された。医師から「首の状態は引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方で、肉体的にも精神的にも限界がきているのではないか」と告げられたという。7月にX JAPANのツアー、8、9月にプレミアムディナーショーなどを予定しているが、術後の経過を見て判断していく。YOSHIKIはツイッターで「正直少し怖いです。でも乗り越えます。そして今の時点ではコンサートをやるつもりでいます」とコメント。09年にも同じ症状で手術を受けている。この日夜、ニコニコ生放送「YOSHIKI CHANNEL」に電話出演。「車椅子を注文したけど、かっこいいのはないの? フェラーリとか」と話すなど、元気そうな様子だった。