元衆院議員でタレントに転身した上西小百合(36)が、安倍晋三首相が布マスク配布に疑問を呈した記者に“反撃”したとされる発言について「許せない」とし、吉村洋文大阪府知事に「きっちり謝罪等の対応を要求して」と訴えた。

上西は21日、ツイッターを更新。「安倍総理が朝日新聞記者をディスる材料にした形になったマスクが、実は大阪の企業がコロナ感染拡大危機を乗り越えるために作った善意のものだった」と一部報道に言及し、「『“日本一の毛布のまちのマスクプロジェクト”に賛同した地元事業者が一つひとつ手作り』っていう気持ちを踏みにじられるのは大阪出身者として許せない」と怒りをあらわにした。

続くツイートで、「安倍総理は企業に風評被害を与える気がなかったとしても、悪影響は出ている訳だから吉村府知事はきっちり謝罪等の対応を要求して大阪の企業を守らないと」とし、「こんなんだから政治って国民から距離をとられるんだ。面倒に巻き込まれるから関わりたくないなって」と苦言を呈した。