シンガーソングライター黒田倫弘が15日、大阪・中之島の日刊スポーツ新聞社に来社、5月14日に発売した自身7枚目の新アルバム「フロンティア」(リープレコード)をPRした。同名のアルバム収録曲から付けたタイトルは「年齢を重ねても開拓精神を忘れたくない」との思いから。歌詞の中でも「遠い昔、少年と交わした約束を守らなきゃ」と歌うが、これは「自分に向けた言葉でもある」。

 96年にはミュージシャン浅倉大介らと組んだユニット「Iceman」の顔として人気を得たボーカルも、いまや35歳。「人と人とのつながりや、周囲への感謝の気持ちを大切にするようになった」と人間としての円熟味も増した。それがそのまま楽曲にも反映しているが、特に同世代にも聴いて欲しいとのこと。「アルバムを聴いて新しい自分を探すきっかけにしてもらえれば」と話した。

 5月24日には名古屋E.L.L、翌25日は大阪ビッグキャット、6月6、7日は渋谷O-Westでライブを行う。詳しくは公式HP:http://www.66mk.com/まで。

 黒田は00年にソロデビュー、現在は並行してバンド「SCARECROW」の一員としても活動している。