米人気歌手マイケル・ジャクソンの大ヒット曲「スリラー」の音楽ビデオを演出した映画監督ジョン・ランディス氏が28日までに、ビデオの関連収益が4年間未払いになっているとして、マイケルに損害賠償を求めてロサンゼルス郡地裁に提訴した。

 ランディス氏は訴状で、ビデオ本体とメーキング映像の販売収益の50%がマイケル側から支払われることになっていたなどと主張している。損害賠償の額は不明。

 スリラーは1982年にリリースされ、1億枚以上が売れたマイケルの代表作。音楽ビデオもホラー映画風の演出が大人気となり、ブロードウェーでミュージカルになることが最近、発表された。

 [2009年1月29日10時39分]ソーシャルブックマーク