「夏の日の1993」のヒットで知られる男性2人組デュオclassの津久井克行(49)が胆管がんを患っていることが17日、分かった。この日、審査員を務める「おやじバンドフェスティバル関東大会」で告白した。現在も週に1回通院して、抗がん剤投与を続けているという。

 告知を受けたのは今年2月19日。腹部の調子が悪いと病院に行くと、腫瘍(しゅよう)が発見された。手術はせず、約2週間入院。医師からは「桜が見られないかもしれない」と言われ、全身に黄疸(おうだん)が現れるなど厳しい状況だったが「抗がん剤がよく効いてくれた。今は痛みもなく調子もいい」ところまで持ち直している。津久井は「まだまだやりたいことはたくさんある。必ず生き続ける。奇跡を起こします」。がんと闘いながら、歌い続ける。

 [2009年5月18日6時13分]ソーシャルブックマーク