覚せい剤取締法違反罪で起訴された女優酒井法子被告(38)夫婦のうち、夫の高相祐一被告(41)が16日保釈され、拘置先の警視庁渋谷署を出た。弁護人を通じて保釈保証金500万円全額を納付した。

 高相被告は署の出入り口から出た際、帽子を取って頭を下げ「ご迷惑をおかけして、どうもすみませんでした」と謝罪。足早にワゴン車に乗り込んだ。車が署を出た際、見物人の男から車の方向へ靴が投げ込まれる騒ぎがあり、現場は一時騒然とした。

 酒井被告も15日に保釈保証金500万円のうち250万円を納付。残る250万円を近く納付し、東京湾岸署を出るとみられる。

 高相被告は8月2日から同3日までの間、東京都内で覚せい剤を吸引したり所持したりしたとして同21日に起訴された。さらに、千葉県勝浦市の別荘でも覚せい剤を所持していたとして9月11日に追起訴された。東京地裁での初公判は10月21日。

 [2009年9月16日20時51分]ソーシャルブックマーク