驚異の歌唱力で「神の声域を持つ世紀のボーカリスト」の異名を持つ、米歌手アダム・ランバート(28)が15日、都内で、初の来日イベントを開催した。14日に来日したランバートは、シングル「フォー・ユア・エンターテイメント」と、「フィーバー」の2曲を熱唱した。

 その後ランバートは、応募総数1万人の中から選ばれた200人のファンに感謝の言葉を口にした。「僕をずっとサポートしてくれている日本のみんなの前で、ようやくパフォーマンスができて、本当にうれしかったし楽しかったよ。また早く日本にツアーで戻ってきて、もっと多くの人に僕のパフォーマンスを見てもらいたいと思っているよ!」。

 ライブのほか、自身の公式サイトで行われた「なりきりアダム・コンテスト」で選出された男女15人による、決勝戦の審査員も務めた。自身を意識した服装とメイクで登場し、歌やギターでアピールするファンを見て、ランバートは「日本人のファッション・センスに鼓舞されたよ」と興奮気味に話した。

 [2010年3月15日22時43分]ソーシャルブックマーク