加山雄三(73)が1日、神奈川・茅ケ崎市から市民栄誉賞を贈られた。校歌を弾厚作名で作曲した、同市東海岸小で行われた授与式に出席し、全校生徒の校歌斉唱を感慨深く聞いた。茅ケ崎市民栄誉賞は、野口聡一氏(宇宙飛行士)杉山愛氏(元プロテニスプレーヤー)らに続く6人目。

 加山は、湘南サウンドを代表する音楽家、俳優として50年間活動、茅ケ崎の名を全国に広めたことが認められた。「長く仕事を続けてこれたのも茅ケ崎のおかげ。土地もいいし、人も素晴らしい」と喜びをかみしめた。

 また、実家が近くにあった縁で、81年の東海岸小開校時に校歌をボランティアで作曲した。この日、同校30周年記念事業でその歌碑が建てられた。「32年間生まれ育った街。恩返しのつもりで作りました。みんなが元気よく歌ってくれて感動した。涙が出てきた」と感激していた。

 生徒に小学校1年の通信簿で音楽と図工だけがよかったことを明かし、「好きなことを大切にして、伸ばして行ってもらいたい」と、自身の人生訓を語り聞かせた。

 [2010年7月1日23時18分]ソーシャルブックマーク