演歌歌手の冠二郎(61)が27日、都内で新曲「小雪の酒場」(9月8日発売)お披露目のバーベキューパーティーを開催した。5カ月ぶりの新曲で、三浦康照・叶弦大の作詞・作曲コンビによる酒場シリーズ第3弾。しっとり語り掛けるような楽曲だ。

 91年(平3)、2人のコンビによる「酒場」で紅白初出場。92、95年と続いた。その願掛けで始めた禁酒も21年目。「禁酒3年目で念願を果たした。さらにギャンブルもたばこも止めた。今は歌しかない。この曲でもう1度、紅白を狙います」と力を込めた。

 小雪のイメージについては、「恋愛相手に、この名前はいなかった。縄のれんの小料理屋のママで、そうね、藤あや子さんかな」と曲への思いを語った。

 4月発売の「人生夢太鼓」も好調。20回目を迎える夏のバーベキューパーティーで、冠自ら関係者をねぎらい、新曲のヒットを祈願した。

 [2010年8月27日19時55分]ソーシャルブックマーク