合成麻薬MDMAを一緒にのんで死亡した飲食店従業員田中香織さん(当時30)を救命しなかったとして保護責任者遺棄致死などの罪に問われ、無罪を主張している元俳優押尾学被告(32)の裁判員裁判の第2回公判が6日、東京地裁(山口裕之裁判長)で開かれ、検察側証人6人の尋問が順次あった。
1人目は、田中さんの知人で芸能プロダクション経営の男性。事件前年の2008年末に被告と関係を持った、と田中さんから打ち明けられたと説明。「MDMAを効くまでのませたがる男と付き合っていると聞かされ、事件後の報道を見て(被告に)やられたと思った」と証言した。
押尾被告は3日の初公判で、MDMAは田中さんが持ち込んだと供述している。
この日は、被告と違法薬物を使った経験があると供述している女性2人が別室からビデオリンク方式で証言。続いて、事件直後に被告からの連絡で現場に駆け付けた元マネジャーの男性(29)らが出廷する。
元マネジャーは、田中さんの携帯電話を捨てたとして証拠隠滅罪で昨年12月に略式起訴され、罰金20万円の刑が確定している。(共同)
[2010年9月6日11時53分]ソーシャルブックマーク




