俳優押尾学被告(32)の裁判員裁判で、東京地裁は17日、懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。09年8月に合成麻薬MDMAを飲んで容体が悪化した飲食店従業員の田中香織さん(当時30歳)を死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われていたが、保護責任者遺棄罪は認めたものの、同致死罪は認定しなかった。

 押尾被告の弁護人は、実刑とした東京地裁の裁判員裁判判決を不服として即日控訴した。

 [2010年9月17日22時32分]ソーシャルブックマーク