女優で歌手の小柳ルミ子(58)が3日、都内で9年ぶりの新曲「やさしくして」の発売記念ライブを開催した。同曲は72年の日本歌謡大賞作品「瀬戸の花嫁」を手掛けた平尾昌晃氏(73)が作曲。作詞は、なかにし礼氏(73)。小柳は平尾氏がプレゼントしたという青色のドレスで登場。「9年ぶりの新曲…言葉で表せません。ようやくスタートラインに立てました」とあいさつし、同曲含む全4曲を披露。その後、平尾氏が登場し、デビュー当時の話をすると小柳は涙が止まらなかった。06年12月に小柳は母の愛子さん(享年86)を亡くした。カップリング曲「遠い母への子守唄」は亡き母への思いをつづった。昨日、遺影の前でCDを発売することを報告したといい「天国で『(新曲)よかよ』と言ってくれていると思う」と語った。