歌手の千昌夫(64)新沼謙治(55)森口博子(42)ら芸能事務所ノーリーズン所属のアーティスト5人が28日、千葉・船橋ららぽーとTOKYO-BAYで、東日本大震災チャリティーライブ「この歌届け、この先へ」を開催した。岩手県陸前高田市出身の千は、ヒット曲「北国の春」をファンとともに熱唱。30分以上にわたり募金を呼びかける握手会を行った。「長い行列に感謝です。握手で感じた熱い思いを、故郷に必ず伝えたい」と約束した。応援メッセージを織り込んだ慈善シングルCD「北国の春~がんばろう!

 日本~」(2枚)を25日に発売。売り上げの一部を被災地へ寄付するなど、支援活動を積極的に展開している。

 岩手県大船渡市出身の新沼は、5月の慈善コンサートで集まった義援金を先週末、地元へ直接届けてきたばかり。「人の絆の大切さを初めて感じた。末永い支援をお願いします」と呼びかけた。

 早瀬ひとみ(岩手・住田町出身)、大沢桃子(大船渡市出身)も出席。