若手演歌のホープ、三山ひろし(30)が12日、デビュー3年目、3枚目のシングル「ダンチョネ港町」(3月2日発売)と3にちなんで「第3回みうら夜市」(神奈川県三浦市)でミニコンサートを行った。

 民謡ダンチョネ節の発祥の地とも言われる同市で開かれた夜市には約1万人が集まった。

 三山は、地元婦人会「日本の盆踊りを楽しむ会」の踊りに混ざって、同市三崎下町商店街を練り歩いた。

 三山は09年にデビュー。「人来い酒場」では10万枚のセールスで、10年度9月のゴールドディスクに認定された。元気と癒やしを与えるビタミンボイスがファンの心をつかんでいる。

 今年初めての浴衣姿を披露し、涼しげなスタイルで全4曲を熱唱した。

 同市について「昭和の町や温かさがあるなと思いました。伝統文化というか人とのつながりが故郷のように感じました」とみうら夜市もPR。ステージでは「この曲を三崎から火を付けてほしいです」とヒットを誓った。