演歌歌手・井上由美子(34)が13日、福島県相馬市の相馬光陽サッカー場で行われた「東日本大震災

 そうま慰霊花火大会」に参加し、新曲「港のほたる草」など4曲を歌った。

 井上は10年5月に「相馬に

 雨が…」を発表した。相馬市の伝統的なお祭りのひとつ「野馬追い」を舞台に繰り広げられる男女の夏の恋を描いた作品だった。昨年は同曲のキャンペーンや依頼イベントで、相馬市を何度も訪れた。「震災後、最初に頭に浮かんだのは相馬の皆さんのこと。心配で心配で…。早く会いたい、自分ができることはないかと思っていたところ、お話をいただきました」という。

 被災者を含む多くの人を前に熱唱した井上は「1日も早く皆様に本当の笑顔が戻りますように、自分ができることを頑張ります」と話した。同イベントには、電撃ネットワーク、さとう珠緒、サンプラザ中野くんら20組が参加した。