歌手生活40周年を迎えた森昌子(53)が8日、東京・銀座の高級クラブ「セレブ」で、記念曲「愛は流れる」(作詞なかにし礼、作曲浜圭介、編曲若草恵)の発表会を行った。大人の最後の恋をテーマとしたもので「本物の恋に出会える街が銀座。それなら銀座のママになって発表会を」という森本人の発案で行われた。

 「昌子ママ」として、本物のお客さんを相手に接客した森は「こういうお店で働いている女性は、聞き上手で神経が細やか。でも大変なお仕事と実感しました」。胸元を強調したナイトドレスに、人生初というネイルなど、この日のファッションは「総額ウン百万」という。

 「せんせい」のイメージが今も強いが、「なかにし礼先生から『いい子ぶっていてはダメ。森昌子という名前を気にせず悪女になって』と言われました。先生のその言葉が胸に突き刺さっています。昌子ちゃんではダメ。昌子になります」と40周年を機に“変身”を意識していた。