「秋の叙勲」で旭日小綬章を受勲した女優朝丘雪路(76)が10日、東京・国立劇場大劇場の伝達式と皇居での拝謁(はいえつ)を終え、都内で喜びを語った。「幸せに思っています。これからも頑張ろうという、エネルギーになりました」。日舞の深水流舞踊家元としても評価され、03年芸術選奨文部科学大臣賞に続く栄誉に、「勲章は『これが目に入らぬか』というくらの(目立つ)所に飾りたい。ルビーが誕生石なのでうれしい」と無邪気に話した。

 式にはひとりで参加。俳優で映画監督の夫、津川雅彦(71)からは「『雪会(本名)、よかったね』だけだったけど、素直な言葉がうれしかった」と言う。06年に紫綬褒章を受けた津川には「褒められたことがない」そうで、そんな厳しい夫からの祝福に「次は、叱られないようにすること。家のことが全然ダメなので、料理で賞をもらいたい」とおどけた。

 長女の女優真由子(37)の公演が終えるのを待って3人でお祝い食事会をする予定。「作れないから食べに行くわ」。5月に亡くなった義兄・長門裕之さんのお墓にも2人で報告に行くという。