歌手山本譲二(61)の妻悦子さん(57)が乳がんを患っていたことが14日、分かった。今日15日発売の「女性自身」で、山本と悦子さんが涙の闘病15カ月について語っている。

 昨年8月、悦子さんは定期健診で、医師から2センチほどの腫瘍があると告げられたという。山本は「驚きを隠せませんでした」とし、「このことは、北島(三郎)のおやじにも言っていません。言えば必ず、心配をかけますから。絶対妻は大丈夫だと信じることにしました」と告白している。

 所属事務所によると、昨年8月ごろ、山本は、悦子さんの病気を涙ぐみながらステージでしゃべってしまったことがあるという。事務所は「動転していたんだと思います」とし「知人にも話はしてませんが、親交のあるタレント吉幾三(59)にだけは伝えていたそうです」と語った。

 悦子さんは現在、通院を続けながら山本の個人事務所で経理の仕事にも復帰。事務所関係者は「元気なパワーをもらって気持ちを切り替えて前向きになっています」と話した。