日本映画製作者連盟(映連)は26日、2011年の全国映画概況を発表した。興行収入(興収)は過去最高を記録した前年を大きく下回り、邦画と洋画を合わせて17・9%減の約1812億円。スクリーン数も73減り、18年ぶりに減少に転じた。うち東日本大震災の影響を受けたのは40スクリーンだった。

 興収総額のうち、邦画が占める比率は54・9%で、4年連続で洋画を上回る傾向が続いている。

 邦画の興収1位はスタジオジブリのアニメ「コクリコ坂から」(44億6千万円)で、興収が50億円を超える作品がなかったのは、2000年以来11年ぶり。

 洋画も1位の「ハリー・ポッターと死の秘宝

 PART2」が96億7千万円で、100億円の大台には届かなかった。

 記者会見した映連の大谷信義会長は「震災の影響で厳しい状況だったが、作品の力で勝負していかなければ映画人口の増加は難しい」と話した。