お笑い芸人の村上ショージ(56)が16日、シェラトン都ホテル東京で行われた映画「カラスの親指」(伊藤匡史監督、今秋公開)の会見に出席。「セリフがやたら長くて…。僕はいつも新大阪~東京間を移動するのに、カバンの中にちょっとエッチな週刊誌を入れているんですけど、捨てて台本を入れていたんですよ。でも覚えられなかった」と、苦しい撮影の日々を打ち明けた。

 村上は主演の俳優阿部寛(48)と凸凹詐欺師コンビを組む役どころだ。阿部は「(村上は)現場では本当に追い込まれた草食動物のようになってた。助監督が付いて、現場ではショージさんの勉強部屋になっていた。でも、いいセリフが後半に出てくる。頑張りが最後に実ったと思います」とたたえた。

 この日は2人のほか女優石原さとみ(25)、能年玲奈(18)、俳優小柳友(23)が出席した。