デビュー20周年を迎えた演歌歌手大石まどか(39)が26日、東京・青山のライブハウス「月見ル君想フ」で昼夜2公演の記念ライブを行った。

 ベージュの着物で登場し、デビュー曲「恋のしのび雨」でライブはステージはスタート。途中、HIROSHI(50)をゲストに迎え、故美空ひばりさんのメドレーに初挑戦し、「愛燦燦」「リンゴ追分」など5曲を披露した。最新曲「京都の雨」をジャズアレンジで歌うなど計20曲を熱唱した。

 「15周年の時は浅草公会堂で記念コンサートを行いました。今回はライブハウスということもあって、自分のやりたい曲やアレンジも提案しました。月並みですが、ファンの皆様やスタッフの方々に感謝の念でいっぱいです」と話した。

 昨年6月に東日本大震災の被災者らを慰問する演歌キャラバンで、都はるみや五木ひろしと宮城県亘理町を訪れた際に出会った夫婦も来場し、約8カ月ぶりに涙で再会した。