演歌歌手水森かおり(38)が11日、新曲「ひとり長良川」の舞台になっている岐阜・長良川の「ぎふ長良川鵜飼(うかい)開き」に初参加した。長良川のウ飼いは約1300年の歴史を誇る伝統の漁法。長良川の鵜匠(うしょう)は、世襲の宮内庁式部職で、現在は6人いる。水森は、その1人の山下純司さん(73)を表敬訪問し、ウの飼育などを見学。「思ったより大きくて、びっくりしました。どのウも賢そうで、かわいいですね」。

 水森は「踊り船」に乗船して、船上から岸で見守る多くのファンへ新曲も披露した。水森は先日、「清流長良川親善大使」に任命されており、「岐阜県は私の名前『水森』と同じ水と森の町と言われている心癒やされる場所なので、この歌を聴いてぜひたくさんの方に岐阜に来ていただけたらうれしいですね」と話していた。長良川のウ飼いは11日から10月15日まで開催される。