7月に六代目の桂文枝を襲名する上方落語家の桂三枝(68)が28日、兵庫県庁を訪れ、井戸敏三知事に襲名のあいさつをした。

 三枝は阪神大震災後、落語会を開いて県内を巡回し、被災者を激励した。井戸知事は「震災で大変お世話になった。伝統を引き継いで、新しい境地を開いてほしい。多くの県民に親しんでもらいたい」と期待した。

 三枝は「(一門を率いる)使命を果たしていかないといけないと思い襲名を決めた。上方落語に興味を持ってもらい、落語界に恩返ししたい」と抱負を述べた。