テレビ番組の収録で胸椎骨折の重傷を負ったお笑いタレントのスギちゃん(39)が26日、都内で復帰会見を行った。

 トレードマークの袖無しジージャンと短パン姿で、腰にコルセットを巻いて登場した。今月1日に10メートルの高飛び込みにチャレンジして胸椎を粉砕骨折し、全治3カ月とされていたが、この日早期に退院。「驚異の回復力ですよ」と自画自賛した。事故直後の心境を「正直な話、終わったと思いました。短かったな。このまま忘れられちゃうのかな、って」と打ち明けた。

 休養中、スギちゃんの代役として活躍した小島よしおについては「小島は本当によくしてくれて。かわいそうだったのは、『笑っていいとも!』に小島が出ている時に、本当は小島の仕事なのに(スギちゃんの)代役で出ていると思われていた時。涙が出ましたね」と感謝した。

 入院中の生活を「楽しみと言えば、ナースコールしかなかった。『若い子、来い』って思いながら押してました」と振り返った。今後については「復活して、『あいつ、ダメになって返ってきたな』って思われるのはイヤなので、今後も危険でアグレッシブでいくぜぇ~。どんどんムチャぶりも受けていくぜぇ~」と意気込んだ。