俳優里見浩太朗(75)が25日、東京・西新井大師の光明殿で新曲「口笛の彼方に」(作詞・荒木とよひさ、作曲・弦哲也、編曲・矢野立美)の発売記念イベントを行った。

 男は永遠の少年をコンセプトとした新曲で、老若男女約3000人が集まった。新曲を始め、「花冷え」「流星~いにしえの夜空へ~」などを歌った里見は「ここ(光明殿)でイベントを行うのは3回目。最初の『花冷え』は大ヒットしました。今度の新曲もぜひ多くの方に聞いてほしい」と話した。

 本業の俳優の仕事も続々と舞い込んでいる。12月3日にはTBS系の月曜ゴールデン「さすらいのプラチナワゴン~歌手・美波丈太朗の事件簿~」(午後9時)で主演。ワゴン車で地方営業し、難事件を解決する主演の演歌歌手・美波丈太朗を演じる。来年3月には博多座と大阪・新歌舞伎座で久々に「水戸黄門」を演じる。「時代劇がなくなり俳優も苦しい時代ですが、28日に76歳になる私は幸せ」と話していた。