落語家の立川志の輔(58)が6日、前日5日未明に亡くなった歌舞伎俳優中村勘三郎さんの都内にある自宅に弔問に訪れた。

 昨年11月に死去した師匠の立川談志さんが勘三郎さんと親交があり、自身も談志さんの死後、勘三郎さんと親しくしていたという。

 「師匠は勘三郎さんの出ている時だけ歌舞伎座に行ってました。かけ声をかけて、そしたら勘三郎さんに『声かけたでしょ』って言われて、師匠が『分かったか?』って言ったら、『そんなところで声をかける人は師匠くらいしかいない』って言われたそうです」

 また、勘三郎さんの自宅近くにある談志さんの墓を談志さんの長女松岡弓子さんが参り、「勘三郎さんそっちに行ったから、お願いね」と報告したことも明かした。