歌手水森かおり(39)が2日、新曲「伊勢めぐり」(3日発売)の舞台三重・伊勢市を訪問した。

 伊勢神宮近くのおはらい町通りでは、観光客2000人に囲まれ、笑顔で握手に応じた。その後、市内のハートプラザみそのホールで「伊勢めぐり」「鳥取砂丘」など4曲を熱唱し、ファン400人から歓声を浴びた。

 天候はあいにくの雨。「やっぱり雨が降りましたね。去年の新曲イベントの時も雨でした。大事な時に雨が降るんですよね~。でも『雨降って地固まる』みたいに、いい結果が出ればいいな」と笑った。また、「伊勢神宮を参拝したら、縁起の良いカメを見つけたんです。まだ先のことですが、今年も紅白に出られたらいいですね」と、11年連続のNHK紅白歌合戦出場に意欲を見せた。三重県観光キャンペーン応援特使にも任命され、「ご当地ソングの女王」ぶりを発揮していた。

 以前から親交があり、前日の1日に国民栄誉賞授与の方針が決まった松井秀喜氏(38)については「昔から松井さんは大好きなので、うれしいです」と祝福した。08年ごろ、松井氏の父昌雄さんとカラオケで一緒に演歌を歌ったこともあったという。