人気子役の本田望結(9)が23日、「イナバウアー」を成功させた。東京・六本木ヒルズアリーナで行われたマクドナルドのサマーデザート新商品発表会にプロフィギュアスケーターの荒川静香(31)と出席。特設リンクで、あこがれの荒川に教わったイナバウアーを荒川とペアで決めた。

 ジュニアフィギュアスケーターでもある本田は、女優業以上に緊張していた。3月の京都府スケート選手権ノービス選手権B女子で優勝するなど、スケート技術も持ち合わせているが、あこがれの荒川と一緒にリンクを滑るとあって、夢心地だった。前日、荒川に直接教わった直伝イナバウアーを師弟でピタリと決めて、笑顔が弾けた。

 「超、超うれしいです。荒川静香さんと一緒に滑るだけですっごい幸せ。もっと練習して、きれいなイナバウアーができるように頑張ります」

 そう興奮気味に話す本田を荒川は「望結ちゃんは、陰でいっぱい練習しているんです。すぐにコツをつかむんですよ」と絶賛した。

 一方で荒川は、4月に女児を出産した後輩の安藤美姫(25)にも触れ、「選手として、母として、二足のわらじは大変なこと。自分の選んだ道だから、満足のいく形で締められるよう、頑張ってほしい」とエールを送った。