ゴーストライター問題の渦中にあり、現在の全聾(ろう)状態をウソだと告白した作曲家佐村河内守氏(50)が7日、都内で記者会見を開いた。
名誉毀損(きそん)で訴える相手や、印税や妻の関与に関して言及した。
-名誉毀損で訴えるのは誰になるのですか?
民事でしょうか、刑事でしょうか?
佐村河内氏
弁護士の方はほぼ内定していて、来週お会いします。新垣さんは絶対訴えますが、それ以外の方は決めかねています。
-印税はいくらあったのですか?
佐村河内氏
詳しい値段は申し上げられませんが、青色申告調べていただければ分かる。ずっと赤字でした。妻には(新垣氏への)ご教示代ということでうそをついて、お金をおろしてもらっていました。音楽を作るのには必要だと、妻にもうそをついて18年間高いお金を払わせていました。裁判費用については(どう捻出するかなど)まだ考えていません。
-ホテルを転々としていると言っていましたが
佐村河内氏
横浜を中心にホテルを転々としていた。横浜からは出ていません。髪の毛は、妻が元美容師だったので任せて切ってもらいました。
-18年間、妻はどのような役割をしていたか?
離婚は?
佐村河内氏
ろう者の妻であって、音楽のことに加担するということはありません。報道が出て、妻に申し出たのは離婚してくださいでした。でも、「しないよ」と言われました。妻は一切関わっていません。