タレントのマツコ・デラックス(41)が28日、テレビ朝日系「マツコ&有吉の怒り新党」内で、美容家でタレントのIKKO(52)に対し「敗北感」を抱いていることを明かした。

 この日の放送では、芸能人やお笑いタレントが自身の芸で観客を「笑わせる」のではなく、おバカ発言などによって「笑われている」ことの是非についてトークが展開された。

 「『笑われる』って、そんなにダメなこと?」と疑問を呈したマツコ。彼女自身は「笑われている」という部類に属するタレントに対し「敗北感がデカイ」という。「笑われる」ということが、醜態をさらしたり、恥ずかしいことではあるとしつつも、それこそが“笑いの原点”と持論を展開し、そうやって「笑われる」ことができるタレントに「かなわないな、って思うのよ」と本音を明かした。

 そんなタレントの例としてマツコが挙げたのがIKKO。「私、IKKOさんに対してのコンプレックスっていうのがすごいのね」と明かすマツコは、「本当に真剣にやってるのよ、真面目な人だから」と、IKKOの“すごさ”を語った。

 マツコの意見に有吉弘行(39)も「すごいよね、あの人」と同意。「平気だもんね。他人のギャグをあれだけパクって使って平気な顔をしてる人、いないよ。すごいよ。悪意も何もないからね」と、自然体で人を笑わせることができるIKKOをたたえた。