喉頭がんで闘病中の音楽プロデューサーつんく♂(45)が15日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われたアイドルグループ、スマイレージの単独公演を視察に訪れた。

 3月に休業を発表して以来、メンバーのライブを訪れるのは初めて。アリーナ後方の関係者席で、マスク姿で見守った。家族が同席していたこともあり、本人と所属事務所の強い意向で写真撮影はNGだった。

 終演後はツイッターで「久々のライブ現場。スマイレージの初単独武道館わず。メンバーもファンの皆さんも大きな思い出になったことだろう。でも俺にとっても感極まるたくさんの感動があった。全てに感謝だ。ありがとう」と報告。

 さらに、「ま、最後のメンバーごあいさつMCがおのおの長かったような気もするが、それもご愛嬌(あいきょう)と言うことで、許してつん」と「ダメだし」までした。その上で、「とはいえさすがに和田は言うことまとまってた。ええライブでした!」と称賛した。

 ライブでは、メンバーたちが、新曲「嗚呼すすきの」(8月20日発売)「タチアガール」「ドットビキニ」など23曲を披露。ファン8000人から大歓声を浴びた。アンコールでは竹内朱莉(16)や福田花音(19)が涙を流した。

 リーダー和田彩花(19)は「もっともっと上を目指して頑張っていこうと思いますので、よろしくおねがいします!」と話した。