ビッグマミィは強い!!

 ビッグダディこと林下清志(49)の前妻で、タレントの美奈子(31)が21日、青森県平内町の夜越山スキー場で行われた「青森ロックフェスティバル2014~~夏の魔物~」に出演し、プロレスを初体験した。

 会場に、テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」の挿入歌であった奥田民生の「さすらい」が流れた。美奈子は紫色のカーディガンにロングスカート姿で登場。DDT高木三四郎社長(44)のセコンドにつき、大声で声援を送った。今回は時間経過に伴い、次々とレスラーが参戦する「ロイヤルランブル戦」が導入された。

 開始30分。高木が美奈子をリング上に呼び出した。「いくぜ~!!」と声を張り上げ、男色ディーノの左頬に強烈な平手打ちをした。鋭く響き渡る音に、約1000人の観客からは大歓声があがった。途中から7人組アイドルグループのアップアップガールズ(仮)や、新潟県を活動拠点とするアイドルNegiccoが長ネギを持って参戦するなど、はちゃめちゃなプロレスが繰り広げられ、会場は大爆笑に包まれた。

 同フェスは06年から毎年7~9月に青森県内で開催され、「サブカルチャーの奇祭」とも呼ばれている。昨年の同フェスでは、林下がプロレスデビューした。この縁もあり、関係者が今月上旬、同フェスの“目玉”として、プロレス好き(特に大日本プロレス)の美奈子に依頼し、出演が決定した。

 しかし、美奈子は先月24日、ブログでバセドー病であることを明かし、今月中に手術を行う予定という。「6人の母ちゃんだからがんがん仕事も家事も育児も頑張りまっせ」と、病気と闘いながら仕事に向き合う決意を示していたが、この日も体調面が不安視されていた。

 高木は「出演して頂き、感謝しています。来年はダディがレスラーで、美奈子さんがセコンドで決まりでしょう」と、元夫婦の共演に期待を寄せた。美奈子も最後は笑顔で「楽しかった~」と言い、会場を去った。

 美奈子は2歳から中3までの1男5女の子どもがいる。11年4月に林下と再婚し、昨年4月に離婚した。同7月に、芸能事務所とマネジメント契約を結び、現在は給料制でタレント活動をしている。