脳科学者の茂木健一郎氏(51)がNHK連続テレビ小説「花子とアン」でドラマデビュー。25日放送回より小鳩書房社長の門倉幸之介役として登場したが、棒読みな演技が話題を呼んでしまった。

 同ドラマでは25日、ヒロイン花子(吉高由里子)が翻訳した「赤毛のアン」が門倉の熱い求めでついに出版に向けて動きだす……という物語の中でも重要なシーンが放送された。ヤマ場を飾ることになった茂木氏だが、ジェスチャーは大きいものの、どうにもぎこちないその演技。ドラマの直後に放送された「あさイチ」では、ゲストの柳澤秀夫解説委員が「なんで茂木さんなの?」とバッサリ。なんとか茂木氏の演技をフォローしようとする有働由美子アナ(45)を「コメントがちょっと棒読み」とちゃかしていた。

 茂木氏は同日、Twitterで、「柳澤秀夫さんには、『棒読みでしたね』という感想をいただきました」と自身の演技について語る。また、同ドラマの脚本を担当する中園ミホ氏(55)からは、ぼくとつとした口調を最大限に良く表現されたようで、「『小津作品の笠智衆』を思い出した」という感想が寄せられたとのこと。茂木氏は、「みなさん、様々なご意見、ありがとうございます!!」といささかやけっぱちとも思えるコメントを残している。