故藤山寛美さんの孫で松竹新喜劇の藤山扇治郎(27)が28日、大阪市内で、大阪松竹座公演「松竹新喜劇

 錦秋公演」(11月8~24日)のけいこを行い、取材会で、伯母の藤山直美(55)が阪神ファンに心変わりしていたことを明かした。

 「伯母さんは、阪神ファンになりました。もともと、西岡(剛)選手が好きで、昨年(の阪神加入)からですね。楽屋に行ったら、西岡選手のユニホームを飾ってますから。伯母さん、イケメン好きですから」

 扇治郎によると、直美はかつては巨人ファン。というのも、王貞治のファンで、最近ではタカ党だったという。実は、祖父の寛美さんも長嶋ファンでG党。自らも「巨人ファンです」と言い、直美が、藤山ファミリー初の?

 虎党になったようだ。

 また、この日は、錦秋公演の出演者顔合わせ。扇治郎は、渋谷天外(59)らとともに、けいこに入った。

 天外は「私ももう還暦で、先輩から継いできたバトンを次世代に渡さないといけない」と、扇治郎ら若手にゲキを飛ばした。今公演には、高田次郎(82)小島慶四郎(81)ら、寛美さんとも共演していた大先輩も出演しており、天外は「次がいないと、渡すバトンが宙に浮いたままになる」。これに、扇治郎は「おじいさんと一緒にお仕事されていた大先輩がすぐそばにいて、教えてくださる。こんなにありがたいことはないです」と感謝していた。