サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の誕生40周年を記念して、世界初のファンコンベンションが米ロサンゼルスで30日から開かれる。

 29日に招待客らへの事前イベントが開かれ、ロックバンド「X

 JAPAN」のYOSHIKIが新たに作曲したキティのテーマ曲を披露した。

 サンリオの副社長だった故辻邦彦氏と親交があり、「ヨシキティ」のコラボ作品もあるYOSHIKIは「ハロー・ハロー(仮題)」という曲をピアノで披露した。

 イベントにはキティのデザイナー山口裕子さんも出席。「米国ではセレブがキティ(の商品)を持ち始めて人気が出た。ありがたいこと」とし「キティに欠けているのは男性ファン。来年から男性を対象にした作品に本格的に取り掛かり、また40年頑張りたい」と意気込みを見せた。

 コンベンションは11月2日まで。キティのワークショップやパネルディスカッションなどが行われるほか、限定商品も販売される。期間中に約2万4000人が来場する見込み。