演歌歌手北島三郎(78)が3日、東京・八王子市の高尾山薬王院で豆まきを行った。

 八王子観光大使を務める北島にとっては、毎年恒例となっている行事だ。

 先月29日、福岡・博多座公演で長期の座長公演に終止符を打ったばかり。公演のハードワークで体重が3キロ減少したが、「まだまだ元気だよ。これからは北海道から沖縄まで旅をして、お世話になった人たちに『ありがとう』の歌を歌っていきたい。何とか(20年の東京)オリンピックまでは頑張りたいですなぁ~」と豪快に笑った。

 4日には新曲「大漁船」を発売。「来月には東日本大震災から4年になる。現地の漁も少し良くなってきていると聞いている。もちろん、(全国感謝の旅で)被災地にも行きたい」と話した。

 この日は、原田悠里、北山たけし、山口ひろみ、大江裕、長井みつるのファミリーが勢ぞろい。“長女”の原田は「みんなの結束を固めて、気持ちを新たに引き締めながら頑張っていく」と“家族の強い絆”を強調。

 北島の最終座長公演にレギュラー出演していた北山は「感動を一緒に味わえました」と振り返りながら、「年末に向けて頑張っていきたい」と気を引き締めていた。