漫画「はだしのゲン」の原作者、中沢啓治氏(72)を追ったドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」(石田優子監督、8月6日公開)の完成試写会が30日、都内で行われた。中沢氏は第2次世界大戦中に、原爆が投下された広島で被ばくした。映画はインタビューや、「-ゲン」の原画などで構成されている。中沢氏は、福島第1原発事故などの状況をふまえ「核兵器がない世の中になってほしい。自然エネルギーに転換しなくてはいけない」などと話した。7月30日から1週間、広島で先行上映される。