俳優竹中直人(55)が17日、東京・新宿ピカデリーで行われたアニメ映画「長ぐつをはいたネコ」(クリス・ミラー監督)初日舞台あいさつに登壇した。竹中は長ぐつをはいたネコ・プス役の声を担当。「主役だから恥ずかしくなった。俺でいいのかと思って焦ったぜ。若いころの役だから、小栗旬君とかに代わると思った」と、ジョークで会場をわかせた。

 この日は子役本田望結(7)が隊長を務める「長ぐつ隊」とダンスも踊った。竹中は踊る前に「僕はどんなことにも全力を込めて」と気合を入れたが、ハンプティ・ダンプティ役で声優に初挑戦の勝俣州和(47)に「さっき舞台裏で不安だと言ってたでしょ」と暴露され、苦笑いしながらなんとか踊った。