「映画

 クレヨンしんちゃん

 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」(4月14日公開)の完成披露試写会が25日、東京・有楽町朝日ホールで行われた。野原家と声優の矢島晶子(しんのすけ役)ならはしみき(みさえ役)藤原啓治(ひろし役)こおろぎさとみ(ひまわり役)に加え、映画で声優に挑戦した羽鳥慎一アナも司会で登場。640人の親子を喜ばせた。

 東宝が配給する「映画

 クレヨン-」は映画20周年記念作品で、東映配給の仮面ライダーシリーズ生誕40周年記念作「仮面ライダーフォーゼ」(4月21日公開)と、映画会社の枠を超えた異例のコラボレーションすることになった。ステージには仮面ライダーフォーゼが登場し、しんのすけとの異例のツーショットも実現した。これまで東宝と東映が単に宣伝し合うコラボはあるが、互いのキャラクターが舞台あいさつで一堂に会するのは初めて。テレビ朝日系「クレヨンしんちゃん」(毎週金曜午後7時30分)と「仮面ライダーフォーゼ」(毎週日曜午前8時)では、スペシャルコラボ映像(全4話)も放送される。

 しんのすけ役の矢島は「毎週1回、アフレコで集まったときに野原家になる」と、あっという間の20年だったと話した。ひろし役の藤原は「何のけなしにやってきたら(20年)。いやまじめにやってきましたよ」と笑わせ、駆け抜けた20年を振り返った。