大ヒット映画「ステキな金縛り」(三谷幸喜監督)の韓国試写会が5日、ソウルのCGV往十里で行われ、100人以上の報道関係者が集まった。韓国版の映画タイトルは「モッチンアンモン(ステキな悪夢)」で、19日に韓国内で一斉に公開される。

 舞台あいさつには、三谷監督と主演の深津絵里(39)が登壇した。大喝采の中、迎えられた監督は「みなさん、私の韓国語分かりますか?

 私は私の韓国語が全く分かりません」と韓国語で笑いを誘った。深津も「ペコパヨー(腹減ったー)」と語りかけ、場内は大爆笑だった。

 現地記者の評判は「日本的でありながらも、私たち(韓国人)が見ても、本当に面白い作品」と、上々だった。さらに「どうやってこんな豪華俳優が集められるのか?

 脚本執筆中も、俳優が監督の家に列をなして待っているのでは?」と突っ込まれると、三谷監督は「はい。いつも列をつくって待っているので、居場所が知られないようにホテルで執筆しています」と返し、またしても笑いを誘った。

 深津は「踊る大走査線」や「悪人」で、現地でも知られているが、初のコメディータッチの演技に、記者から「どうやったらそんなふり幅のある演技ができるのか」「いつまでも変わらぬ美しさの秘訣(ひけつ)は?」と質問攻めにされ、「三谷さんじゃなければ思いつかない作品。こんな方が日本にいることを皆さんにぜひ知っていただきたい」と話した。

 三谷作品は、すでに韓国で複数の演劇がリメークされているが、「いつか韓国の俳優さんのために、オリジナルの作品を書いてみたい」と語った。最後に三谷監督は「笑いは共通。ぜひ韓国の皆さんにも見ていただき、笑っていただきたい」と締めくくった。