26日に公開されたアニメ映画「劇場版

 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」(新房昭之総監督)と「映画ドキドキ!プリキュア

 マナ結婚!!?

 未来につなぐ希望のドレス」(伊藤尚往監督)が、同日と27日の興行収入(興収)ランキングでそれぞれ1、2位となったことが28日分かった。

 「劇場版

 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」は2日間で興収4億3600万円、動員27万1279人とロケットスタートを切った。少女たちが自らの願いと引き替えに魔法少女になって世の中に絶望をまき散らす魔女と戦う中、自らも絶望に沈んで魔女になってしまうテレビシリーズの物語から、劇場版では戦い続ける魔法少女が行き着く結末が、さらに衝撃的に描かれ、ネット上で話題を呼び劇場に観客が殺到。さらに感情移入するキャラクターによって賛否両論に分かれ、ファンがリピーターとなって初日から繰り返し劇場に足を運んだことが興収ランキング首位という結果に綱張った。

 一方、「映画ドキドキ!プリキュア

 マナ結婚!!?

 未来につなぐ希望のドレス」は興収2億1341万200円、動員19万1918人を記録した。

 昨年、同時期に公開され、シリーズ史上初の全国興収ランキング1位を獲得した「映画スマイルプリキュア!

 絵本の中はみんなチグハグ!」(黒田成美監督)の興収比110・3%、動員比110・4%を記録し、シリーズ最高の好スタートを切った。

 両作品とも、公開した作品を後押しする企画を準備している。「劇場版

 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」は、11月4日にテレビ東京で特別番組「劇場版公開記念

 2時間でわかる!

 魔法少女まどか☆マギカ」(午前8時)、同日と6日の深夜にはTBSで「劇場版魔法少女まどか☆マギカ

 [前編]始まりの物語」と「-[後編]永遠の物語」が放送される上、週替わりの来場者プレゼントを予定。

 「映画ドキドキ!プリキュア

 マナ結婚!!?

 未来につなぐ希望のドレス」も、4日に東京・新宿バルト9で声優陣と劇場版の敵キャラ・マシュー役の俳優谷原章介(41)が参加しての大ヒット御礼舞台あいさつが予定されている。