女優堀北真希(25)が21日、主演映画「麦子さんと」(吉田恵輔監督)の都内で行われた初日舞台あいさつに、共演の松田龍平、余貴美子と登壇した。

 今年を振り返り、堀北は「楽」と漢字1文字で表現。「ドラマや舞台、映画と1つ1つ楽しんでやれました。来年も前向きで楽しくお仕事がしたい」と語った。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演でも注目を集めた松田は「縁」で、「今年はいい出会いがあったと感じました。来年は大丈夫かなと不安です」。余は「酒」で、「今年はお酒をおいしく飲めたいい1年でした。来年もおいしく飲める肉体と精神でいたいです」と語った。

 同作は家族の愛を描き、余が母、松田が兄を演じた。堀北は松田の印象を「いつも自然体ですてき」と表現。松田は堀北の印象を「空気感が怖いというか話しかけづらい空気感。そう思ったら、急にかわいい笑顔を見せてくれる。振り回されるというか、つい気になるすてきな娘」。すると、堀北が「おしゃべりしましたよね」と反論。松田が「朝、お早うございますとあいさつしてもそっけない。だんだん日が昇ってくるとニコニコしてくる」と切り返すと、「寒かったので」と釈明していた。

 一方、余は「こんなかわいい2人の子供がいたら、ひともうけできそう」などと不敵に笑った。