「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(49)が、3日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」にリモート出演。糖尿病治療薬マンジャロの使用方法をめぐり、出演者に猛追及し、司会者に止められる一幕があった。
番組では、マンジャロをダイエット目的で使うことに賛否の声があがっている話題を取り上げた。大阪府で、マンジャロをSNSを通じて無許可販売したとして男女3人が書類送検されたことも紹介。厚労省が目的外使用について有効性や安全性が確認されていないと公表していることや、都が無許可販売を認めていないことなどを伝えた。
ひろゆき氏がこれまでにもXなどで、ダイエット目的でのマンジャロ使用に否定的な見解を示していることが紹介されると、「ビジネスとして回っちゃってるというのがあるので、金になるならやっちゃってもいいよね、と出ちゃってるのが問題。お医者さんでも、オンラインで適当に話しただけで処方箋を書いちゃう人もいるので、糖尿病の専門医の処方箋がないんだったら売っちゃ行けないし、売ったら捕まるぐらいにして。広告を禁止するとか、それぐらいやった方がいい」と、規制強化が必要との見方を示した。
番組には、マンジャロをダイエットで使用し、3カ月で10キロ痩せたというキャバクラ嬢の女性や、以前マンジャロを使ったところ副作用が出て使用を取りやめたキャバクラ嬢の女性、高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長が出演し、議論した。
マンジャロをダイエットで使用している女性は「自分が商品という職業なので、痩せないと、と思って、自分で頑張ったけど限度がある。毎日お酒を飲む仕事なので」と説明。マンジャロによるダイエットで「売上も変わった」とし、副作用についても「そこまでは感じなかった」とした。
ひろゆき氏は、この話を聞くと「そもそも、どこで買ったかな?」と質問。女性が「私は、病院で処方してもらいました」と答えると、ひろゆき氏は「その病院に何て言って処方してもらったんですか?」と立て続けに聞いた。女性は「オンライン診療がある病院で、ビデオ電話で話を聞いてもらって処方してもらうという感じでした」と経緯を明かした。
ひろゆき氏はさらに「それは糖尿病という診察を受けたんですか?」と聞き、女性は「糖尿病という診察ではないですね。ダイエット目的で購入しました」と率直に回答。ひろゆき氏は少しの間を置いた後「なんていう病院ですか?」と追及した。
この質問を聞いた進行の平石直之アナウンサーは「あ、言わなくていいです」と、少しあわてた様子で女性の回答を制止した。
平石アナは「これは調べればいろいろ出てきますが…ひろゆきさん、一応言っておきますね」と、画面越しにひろゆき氏に語りかけると「これは厚生労働省、それから日本医師会、注意を呼びかけています。注意を呼びかけているというのはどういうことかと言うと、先ほども最初に言いましたように、自由診療という形であれば、現状違法ではない、ということです。しかし目的外使用というところでは、気をつけてくださいね、というのが現状のガイドラインです。ですから、あるクリニックをあげつらって『これはおかしいんじゃないか』という、そのご意見もごもっともですけど、1つだけのクリニックだけを批判するのは違うだろう、ということで、いったん止めました」と制止の理由を説明した。
平石アナはその上で、厚労省が適応外使用による副作用や健康被害の恐れについて注意喚起していることや、日本医師会が目的外利用を禁止すべき、と訴えていることを、あらためて伝えた。
仕切り直しとなり、ひろゆき氏は「その病院はどうやって見つけたんですか?」と質問。女性がネット検索で見つけたと明かすと、高須氏は「マンジャロは医者であれば処方できちゃう。結構儲かるんですね。だから今、開業医でマンジャロを処方しているクリニックはたくさんある」と指摘した。



