声優藤原啓治が19日、都内で行われたアニメ映画「クレヨンしんちゃん

 ガチンコ!

 逆襲のロボとーちゃん」(高橋渉監督)初日舞台あいさつで、劇中で演じた主人公しんのすけの父ひろしの、ロボットバージョンのマスクをかぶって登場した。

 藤原がマスクを脱いだ次の瞬間、しんのすけの妹ひまわり役のこおろぎさとみが「今回、啓ちゃん酒臭くない!」と突っ込んだ。

 劇場版は今作で22作目だが、例年、初日舞台あいさつの壇上では、舞台あいさつ当日朝まで痛飲したと思われる藤原の酒臭さが話題となる。ところが今回は、酒臭くなかったことに声優陣は一様に驚いた。

 今回は、藤原演じるしんのすけの父ひろしが大活躍したことから、母みさえ役のならはしみきは「主役だからね」と藤原の自覚が高まっていることを強調。ゲスト声優のコロッケも「去年、確かそう(酒臭かった)でしたよね」と突っ込んだ。

 藤原は「違いますって!

 何か弁明の場になってます?

 20何年かの舞台あいさつで、前の日に飲み過ぎたことはあるかも…。昨日は、ほどほどでやめましたし…飲みましたよ。すみませんでした」と、昨夜飲酒したことは認め、謝罪した。

 この日はコロッケが、しんのすけ役の矢島晶子らレギュラー声優陣と、映画の撮影でこの日参加できず、電報を送ってきた武井咲のリクエストを受け、生でものまねを披露。北島三郎、徳永英明、長渕剛、田中邦衛と立て続けに披露した後、武井のリクエストに応え“ロボ五木ひろし”まで見せた。