ハリウッド版映画「GODZILLA(ゴジラ)」(25日公開、ギャレス・エドワーズ監督)のレッドカーペットイベントと舞台あいさつが10日、都内で行われた。作品は既に世界で興行収入500億円を超える大ヒット中。俳優渡辺謙(54)は上映前、「あまりにゴジラの威力が強すぎて、台風まで連れてきてしまいました。お帰りのときは、ヤツも上陸している可能性があります」と、ファンに注意を呼び掛けた。

 レッドカーペットには、サッカー女子日本代表澤穂希(35)女子レスリング吉田沙保里(31)も登場した。吉田は「(倒すのは)全然、無理です。でも倒すなら最後はタックルで決めます」と、コメントにしゃれを利かせた。さらに元大リーグ・ヤンキース松井秀喜氏(40)からは「ゴジラが盛り上がっていると、なぜか自分のことのようにうれしい」と、メッセージが届いた。国民栄誉賞の受賞者3人からの力強い応援に、渡辺は感激。「(ゴジラは)国民『破壊』栄誉賞かも。なぜゴジラが愛され、(新作が)待たれているのか、体感した気がする。そんなのゴジラとミッキーマウスぐらいじゃないですか?」と話していた。

 エドワーズ監督は、ロケ現場での渡辺からのビッグな?

 要求を明かした。「謙は『どの出演者よりも大きい楽屋トレーラーじゃなきゃいやだ』と言ってきたんだよ」。それを聞いた渡辺は、手を横に振りながら監督に「後で裏で話そう」と、鋭い視線を向けていた。

 舞台あいさつには、日本語版の吹き替えを務めた波瑠(23)も登壇した。