俳優小栗旬(25)が6日、演出家デビューした。9日放送のニッポン放送「小栗旬のオールナイトニッポン」(水曜深夜1時)の公開録音を東京・有楽町の同局で行い、オールナイトニッポン演劇部第1回公演「あの夕日に向かって」の舞台を上演。脚本の原案とアマチュア俳優3人をラジオのリスナーから募り、俳優横田栄司(36)を交えた4人を演出。横田からは「的確な指示とスムーズにけいこを進める姿に、いろんな才能があるんだなあ」と感心された。

 小栗は舞台監督哲家氏を父に持ち、演出家蜷川幸雄氏に鍛えられてきた。「もっと(演出を)やってみたいと思った。ラジオを続ける限りはやっていきたい。いつかは小屋(劇場)に進出できたら」と、新たな目標を見つけて、充実感にあふれていた。