おばさん、おじさんの永遠のアイドル松田聖子(46)毎年恒例の全国ツアーが29日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで幕を開けた。1万5000人から沸き上がる「聖子ちゃん」コールで登場した聖子は期待通りのピンクのフリフリドレスで会場は早くもヒートアップ。ステージ上のかぼちゃの馬車で生着替えし、白のシンデレラ風ドレスに黒のミニ、フラメンコ風衣装、巨大いちごが割れて赤のミニスカートと、怒とうのコスプレ・オンパレードに「早替えは大変なのよ。良かったら後ろを見てほしいくらいだわ」。

 リクエストコーナーをはさみ「赤いスイートピー」「青い珊瑚礁」「渚のバルコニー」など懐かしのヒット曲ではファンと大合唱になり、聖子も「胸がキュンとする感じでなつかしいわ」としみじみ。5月に自らプロデュースしたアルバム「My

 pure

 melody」、今月25日にスペシャルサポーターでもある女子バレーボールワールドグランプリのイメージソング「Love

 is

 all」が発売。中島みゆきと共演したCM、7月5日には7年ぶりに映画出演した「火垂るの墓」も公開と聖子全開。ツアーは11トントラック15台で移動、8月3日の福岡公演まで8都市13公演で10万人動員を見込んでいる。