織田裕二(40)が1日、神奈川県藤沢市の片瀬海岸の海開きに出席した。

 湘南が舞台のフジテレビ系ドラマ「太陽と海の教室」(21日スタート、月曜午後9時)に主演するが「もし北京五輪がライバルだとしたら勝つ自信はあります。代表を何人か知ってますが負けません。もし、彼らに運良く出会えれば『あの夏は織田にやられた』と言われるよう頑張ります」。長年「世界陸上」の番組キャスターを務めているだけに、五輪への関心は高い。だが、五輪とドラマは同時期の放送なだけに、ライバル心をむき出しにした。

 今回の学園ドラマで演じるのは熱血教師。生徒役は10代ばかりだが、世代のギャップは「ほとんどない」。だが、同僚教師役の北川景子(21)でさえ、物心ついたころには織田はすでにスターだった。「北川さんから『口をきいているのが不思議です。生まれた時からいたから』と言われて…」と苦笑いした。

 世代ギャップは否定したが、若手相手だと心構えは変わるという。「いつもなら人がいい芝居をするといい芝居で返したいけど、もっといい芝居をしてこい!

 と思う。お父さんが自分より年下だったりするから、そういう心境なのかな」。

 今年は、織田のものまねをしたお笑いタレント山本高広(33)が大ブレーク。「キタ~!!」とまねする若手俳優がいるか聞かれると「いないです。でも陰で言っているのかな」。まねをされることに「僕は笑えないので」と戸惑いつつも「ものまねを見ると心配になっちゃいます。これで食っていけるのかなーって。一過性じゃないかと心配になる。すぐいなくなっちゃうんじゃないかなぁ」。演じる熱血教師そのままに、そっくりさんの将来を真剣に心配した。