二十一世紀歌舞伎組公演「新・水滸伝」(18~31日)の舞台げいこが17日、東京・銀座のル・テアトル銀座で行われた。市川右近(44)ら市川猿之助(68)の弟子による歌舞伎組の10年ぶり新作で、自由に生きるアウトローたちが集う中国・梁山泊(りょうざんぱく)を舞台にした作品。03年に脳梗塞で倒れた猿之助にとって病後初めての新作演出となるだけに、林冲役の右近も「師匠も情熱をよみがえらせて、厳しい演出だった。お客さまの反応が楽しみ」と話した。