先月9日、肺がんのため亡くなった歌手日野てる子さん(享年63)の「お別れの会」が20日、都内のホテルで行われた。デビュー同期の歌手三沢あけみと大月みやこら約300人が参列した。闘病生活は約4年9カ月で、昨年12月23日のディナーショーが最後の仕事だったといい、会では生前の歌声が披露された。長男の作曲家一ノ瀬響さん(36)は「母が亡くなった後、遺品を整理してあらためて母の存在を意識した」と涙ぐんでいた。